カメラを学んで気づいたこと
去年、初めて一眼レフカメラの基本のキを教えてもらう講座に参加して、劇的に写真を撮ることが楽しくなった。
カメラの操作でオンとオフ以外、何一つわからない状態のわたしが、
そこそこ素敵な写真が撮れるようになった。
一年ほど、やることなすこと楽しくて、いろんなものを撮りまくってルンルンでやってた。
そのうち、もっともっと上手くなりたくて、こんなふうに撮りたい!っていう気持ちがどんどん出てくる時期が来たのだけど、、、、、
自分が想像した撮りたい写真が撮れなくて、、、、、、
めちゃくちゃ落ち込んだ。
そしたら急に、何を撮ったらいいのか、どうやって撮ったらいいのかわからなくなって、
自分が思ってるより、全然思った通りに撮れるだけの技術がないことに、絶望した。
そしたら、もうカメラをやりたくなくなって、撮りたくなくなって、、、
一眼レフを初めて習いに行った時の感動がどんどん薄れてしまう感じがして
悲しくて悲しくて、、、、
辛くて辛くて、、、、、
どんどん落ち込んだ。
新しいカメラを買えば、少しは楽しくなるのかな、、、、、
とか
新たに講座を受講したら楽しくなるかな、、、、、
とか
一生懸命、なんとか気持ちが変わりそうなネタを見つけようとしたけれど
どれも逃げ道を作ってるみたいで
結局、新しいカメラも買えず、、、、、。
また落ち込み。
けど、やっぱり人を撮るのが好きで、
子供も撮りたくて
メイク講座の受講者さんを撮ったり
ほそぼそと、家族を撮り続けていたら、、、、、、
ある時
ピン!!!!!!!!!!!!
と、閃くものがあって
カメラの操作で、ずっとずっとわからなくて悩んでいたところがやっと腑に落ちて
「これだったのかーーー!!!!!」
と、泣きたくなるほど、納得できる一瞬があって、、、、、、、
やっと、「わかった」瞬間訪れて。
すっごく感動してしまったのだ。
納得したといっても、まだまだ一瞬のことだから、もっともっと繰り返しやらないと、染み付かないんだろうけど
それでもこの「わかった」瞬間が訪れてくれたことが、ものすごく嬉しくて
また、撮ることが楽しくなった。
先日も、満月と皆既月食が同じタイミングで訪れるという貴重な体験を写真に撮りたくて撮ってみたら
楽しくて楽しくて仕方なかった。
やっぱりわたし、カメラ好きなんだなぁ〜と、思えた。
今までは、すごいカメラマンの人と自分を比べて
私はこの人より、きっと「好き」が劣ってるから、こんな気持ちで人を撮ったりしたらダメだと思ってた。
ちゃんと好きじゃないのに、カメラやる資格ないって思ってた自分がいた。
でも、「好き」の分量なんて計れないわけで。
誰にも負けないぐらいカメラが好きな人がカメラマンやってもよくて
私みたいに、その人に劣るかもしれないけど、そこそこカメラ好き!って人がカメラやってもいいんだ。
好きの分量で、資格があるかないかなんて計れない。
私のカメラを「好き」な気持ちは、めっちゃ好きな人から比べたら劣るかもしれないけど、やっぱり私なりにカメラ好きだから
続けるって大事だな。
これからも撮り続けるよ。