双子育児最悪の事件
もう、忘れもしない、、、、
双子を育て始めて、
一番、落ち込んだ出来事、、、、。
それについて今日は書きます。
あれは、、、、、そう、双子がたぶん、まだ1歳とか2歳になる前のこと。
あの時期が、ほんと一番辛くて。
自我が芽生え始めて、お互いがお互いのことを超絶意識し始めるんですけど、いかんせん、意思の疎通が上手くいかないわけですよ。
あーとか、うーとしか、まだ言えませんから。
とにかく、ケンカケンカ、、、、寝ても覚めてもケンカですわ。(笑)
同じおもちゃを2つ買っても、相手のものが欲しくなり、ケンカ、、、、、。
抱っこ一つするにしても、どっちが先にママのところへ行くかで、ケンカ、、、、。
とにかく、わたしわたしわたし!の世界なのに、言葉が通じないから、こっちはストレス溜まりまくりですわ!!!ってか、ストレスしかない状態!!!!
それでも、毎日同じことの繰り返しで、朝ごはん昼ごはん夜ごはん、、、食べさせて、どこかへ出かけることもなく、まぁ、とにかく引きこもり育児をしていました。
そんなふうに書くと、公園とか外へ出た方が気分転換になるよー!っていわれるんやけど、、、、、
いやいや、1歳とか2歳の時に、特に!冬とか、出かける準備をそれぞれにさせるのに、30分はかかるわけです。
ってか、その準備にも、ケンカですよ( ̄▽ ̄;)
やれ、その靴、私のだー(二人とも同じ靴やから!!!)
先に私が履くだー(せまい玄関やから一人づつしか座られへんっちゅうねん!!!)
上着は自分で着るわー(あんたがひとりで着るのを待ってたら日が暮れてまうやろー!!!)
()の中は、わたしの心の声ね(笑)
いや、実際に大声張り上げて、怒ってたなー😭
そんなやりとりして、外へ行く頃には、ぐったり疲れてるわけで。
その上、公園に行って、走り回る2人を私1人が見るのも大変やし😭
かと思えば、気分の乗らない時は、公園へ行ってもずっと私のそばから離れず、泣いてばかりなので、あんたらいったい何しに公園来たん?って言いたくなるような時も、何回もありました。
なので、相当、自分自身が元気でないと、二人に対応出来なくて、外へ行くことを断念することが多かった💦
旦那もあの頃は、帰ってくるのも遅い日も多くて、今日は子供としかしゃべってないとか、1日パジャマで過ごすとか、ふつーにありました。
そんな日々を過ごしていた頃のことです。
ある日、晩ご飯の支度をしていた時、
なにやら、ごま油のいい匂いがしてきてね、、、
あぁ、いい匂いやけど、あれ?わたし、ごま油使ってないよなー!?なんでやろー?
って、ふと、リビングに目をやると、、、、
そこには、、、、、
なんと、、、、、、、
ラー油の瓶を振り回して遊んでる双子がいるではありませんか!!!!!!!!!!😭😭😭
しかも!!!!
フタが開いてる、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、。(絶句)
布のソファの上に、布ですよ!?布!?
布製のソファの上に、真っ赤な?オレンジ色の?ラー油がですよ、散乱しとるわけですよ!!!!!!
辺り一面に、ラー油ラー油ラー油ですわ!!!!!!!!!
双子「キャッキャッ(≧∇≦)」
私「、、、、、、、、、、、、。」
次の瞬間、、、、、
「ごらあぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!!!
なにしとんねん!!!!!!!!!!!
(大絶叫)
と、叫んだあと、
怒りながら、
もう、私の目から涙がどばーーーーーーっと流れてきて、止まらなくなって、、、、、
悲しくて悲しくて虚しくて、、、、、
泣きながらソファのカバーを外して、すっごい大きくて重たくて、、、、、
それを洗面所に運んで、洗って、、、、、
でも、なかなか取れなくて、、、、
そしたら、もう、涙が止まんなくて、、、、
なんかもう、こんなに一生懸命
がんばってるのに、、、、、、、
なんで、こんな思いをせなあかんの?
とか
なんでこんな目に遭わないとあかの?
とか
双子は可愛いけど、こんなケンカばっかりとか、イタズラばっかりとかで、全然可愛いと思えない時が
たくさんあって、、、、、、、、、
もう、しんどいよー
悲しいよー
つらいよー
って、いっぱい出てきて。
あの頃ぐらいから、ほんとマジで自分がヤバいなって思うようになって、
ほんと、何とかしなきゃ、このままじゃ私、ダメになる、、、、って、すげー思い始めた時でした。
ウツとかなる時って、きっとああいう瞬間からなるんやろうなぁって、めっちゃ思った。
自分の限界を超えた時、、、、みたいなね。
でも、私の場合は、ハタチから5年ほどの時間、人生最悪の暗黒ウツ期を体験したので、あの頃のしんどさに比べたら、まだマシかなって思える自分がいて、なんとか心の均衡を保ててた感じです。
もし、若い頃にあの体験がなかったら、私はきっと双子育児でウツになってたと思います。
それぐらい孤独で、キツかった。
引っ越してきて、周りに助けてくれる人が誰もいなかったってのも、かなり影響はあったと思います。
大阪でもし出産してたら、友達もたくさんいたし、親も近くにいたので、もっと気持ちが楽やったと思います。
だから、当時は、あの状況をすごーーーく、すごーーーく、嘆いていました。
なんでこんなしんどいことを体験しないといけないのか、意味がわからなくて。
もはや、双子が生まれてきたことさえも恨めしく思ってしまうような、そんな暗黒時代でした。
まぁ、今から思えば、あの頃からずっと神様に問い続けてきたんですけどね(笑)
双子を授かった意味を。
あ、その話をすると、さらに長くなるので別の機会に書くことにして、、、。
で、結局、私はだいぶ困難な時期を過ぎたあとに、気づくことになるんですけどね。
あの苦難な状況は、家族の絆を深めるための体験やったんやなーって。
なんでかというと、あの大変な時期を家族だけでやり切れたことに対して、旦那さんとも、長女とも、すごーーくお互いを称え合うきっかけになったんですよね。
だって、誰の手も借りずに、自分たちだけで乗り越えられたっていうのは、ものすごーーーく自信に繋がるじゃないですか。
実際にはいろんな方に助けてもらって、いろんな出会いがあって、決して家族だけでやれたわけじゃないですよ。うん。ほんと。
けど、小さい頃から年の離れた兄や姉から、はたまた親からも「あんたはなんもでけへん子やから」って言われて育った私としては、
あの何もでけへんかった、あの!のりこが(苦笑)、自分たちだけで双子を育てた!すごいわー!よく頑張った!っていう評価?みたいなのを、それこそ親や兄姉からいただけた時に、
あぁ、、、、、これね、、、、
このためにわたしゃ苦労したわけね(笑)
と、思ったわけですよ。
ふふふ、、、、、、
親に自分を認めさせるための、これだったのかー、、、、、!!!!
計画的苦労とは、このことかーーーーー!!!
と、合点がいったわけです。
ちなみに、計画的苦労とは、生まれてくる前から、だいたいこんな苦労とか経験をやりまーす!と決めてくるネガティブな内容のこと。私が勝手に名前つけました(笑)
それがわかった時から、
わたしって、めっちゃ美味しいやん!!!
双子で苦労した話は、ネタになるわ!!!
と思えるようになりました(笑)
そこからは、起きることすべてがネタとして思えるために、そんな昔ほどしんどく感じることもなくなり。
今に至るわけです。
ま、このことは、ラー油事件と名付けてるんですが、今となっては笑い話です(笑)
けど、絶対に忘れられない出来事です。
あの時が、本当に運命の分かれ道やったと思うから。
このままじゃあかんと必死になってもがき始めて、なんとか脱出しようと模索し始めたきっかけだったと思う。
もし、あのまま苦しみの中に生きてたら、虐待とかしててもおかしくなかったと思うし。
だから、私は子供を虐待してしまう人の気持ちも、何となくわかる気がするんよ。ひとは、孤独になった時、ほんま悪魔になってしまう。
友達がいるかいないか表面的なことではなく、心の中が孤独やと、ほんま心が荒んでしまうから。
そんなふうに思います。
そんな孤独なひとも、孤独じゃない人も、みーんな助け合って生きていけたらなーと、思う今日この頃です!
もし、孤独に子育てしてる人がおったら、いつでも私のたこ焼き食べに来てねー!!!!
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